【就活】たった3つでできる!長所の書き方
履歴書に長所はどのように書けばいいのでしょうか。
長所はあなたのアピールポイントです。宣伝ポイントです。実際の宣伝でも、長所を中心に宣伝するでしょう。例え短所を説明したとしても、短所を潰すレベルで長所を喧伝します。
適切なアピールができなければ、面接やESで有利になることは決してありません。
今回は次の項目を紹介します。
- 長所の書き方の基本パターン
- 長所のエピソードについて
- 適切な長所を選ぼう
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長所の書き方の基本パターン
企業の人事は「こいつはなにができるのか」を知りたいものです。
基本的には、以下の順番でプレゼンを行います。
- 自分の長所(結論)を言う
- 自分の長所の理由・成長エピソードを書く
- 長所を生かして、〇〇をやりたいですと言う
特に最後の項目は注意してください。リーダーは縁の下の力持ちの性格を活かせますとか言っても、頭おかしい人に見られますね。そのレベルをしてしまわないように。
以下の記事も参考にしてください。
長所のエピソードは、具体的に証明できるものを!
長所のエピソードは、具体的に証明できるものでなければいけません。そもそも長所はあなたのセールスポイントです。セールスポイントに説得力がなければ何の役に立つのでしょうか?
長所を人事や一般人にも響くようにするためにエピソードはあるのです。具体性がないと、たとえ友好的な人事であってもあなたのことはピンときません。
5W1Hや成長体験など、長所を裏付ける具体性を導入しましょう。
「【就活】ES履歴書面接のエピソードの書き方-成長性・具体性が大事」に詳細を記述したので確認して下さい。
書き方の例
試しに自己PRを書いてみます。なお、書き方は基本形のみ真似をしてください。
私の長所は、仲間想いなことです。
大学3年生のころ、友達の可奈ちゃんは就活で1000社受けても受からなくてすごく落ち込んでいました。私は彼女を励まし、就活を手伝い、一緒に業界研究を手伝い、就活ノウハウを調べ、自分の時間を少し削ってまで手伝いました。50時間くらいやったかもしれません。就活コンサルは誰もが無理と言っていましたが、2か月後彼女は内定を勝ち取りました。
昔、私は友達を作りませんでした。自分で何でもしようとしていました。その結果、自転車も4年生まで補助輪を外せなくてクラスの人に馬鹿にされました。助けてくれたのが、香織ちゃんでした。自分の時間を削ってまで何日もずっと補助輪外すのを手伝ってくれました。
私は、その仲間想いの性格を活かして、〇〇で活躍したいです。
注意:どうしてこんなに仲間想いになったのかも聞かれるかもしれないので準備しましょう。
その他気を付けるべきこと
自分の長所に合うところだけ選ぶことも大事
多くの業界を受けることも大事ですが、自分の長所と合わないところを受けるのはお勧めしません。絶対にダメとは言いませんが。理由は3つ。
1つは、自分の長所と合わないところを受ける可能性があること。合わないところを受けてイメージと違うと思われるのはかなりきついはずです。
〇〇社で使った自分の長所を多くの企業で使いまわすと、「うちはこういう人要らないな」と思われるから、必然的に企業ごとの対応が必須になります。つまり、次の2つが現れます。
2つ目は、企業ごとに対応する場合、就職で大きな嘘をつかなければならないこと。
最後に、企業ごとに対応する場合の負担が大きいこと。
以下の記事も参考にしてください。
適切な長所を選ぼう
言うまでもないですが業界や企業ごとに要求する長所は違います。
たとえばIT企業は分析力とロジカルシンキング。コンサル業界はプレゼンテーション用のコミュニケーション力、絵描きは絵の技術やクリエイティビティの良さ。体育会系は命令に従う能力…。
きちんと業界研究などをして選択してください。長所が2つ以上ある場合は特に。
まとめ
長所は以下のようなものに気を付けて書くべきです。
- 長所の具体性・説得性
- 長所のアピール内容と、企業や業界の求めるものとのズレがないか
- 長所を企業で活かす関連の記述があるか。説得力があるか
- 自分の長所に合うところだけ選ぶことも大事
- 適切な長所を選べ
さいごに
長所は自己アピールのポイントでもあります(その場合、自己アピールが求められることは無いでしょう)。長所を適切に表現できないと、あなたの内面に光る宝石があっても、人事は見ることができません。見ようとしても分かりません。
上のことに留意して就活を勝ち抜いてほしいと思います。それでは、どこまでも進行形で頑張りましょう!
最初3つと言いましたが、結局4つでした。必要なノウハウが手に入ることを思えばいいのでしょう。一応就活生に商売しているのでなく、受かってほしい気持ちがあるだけなので。