【就活】ES履歴書面接のエピソードの書き方-成長性・具体性が大事
自己アピールをしたり長所を言ったり、得たものを記述したりと言ったことは、必ずや根拠となるエピソードが必要です。
エピソードが必要になるものの例を掲げておきます。
- 自分の長所・性格
- 学生時代に頑張ったこと・思い出
- 自己アピール・自己PR
これらを補強することとしてエピソードは用いられます。例えば、「私の長所はリーダーシップです。1000人いるサークルをまとめました」など…。エピソードがなく「私は優しい」と言っても、たとえ正直者と分かっていようとピンときません。
基本から言います。就活生は大体、すごさは求められていません。というかたいていはすごい経験してないですから…それだったら、エピソードは無用の長物でしょうか?違います。必要なものがあれば有用な武器になります。
参考資料
【就活生向け】自己PRの基本的な書き方と注意点・コツの紹介!広告
エピソードは「成長性」をキーワードにせよ!
もう一度言いますが、君のすごさは興味ないです。だって、大人から見ればたいていの人はほぼ素人ですから。ソシャゲのDB構築をして運用している人ならまだしも、そんな人はそうはいないです。
企業や人事たちは、「積極的に成長する人」は欲しいものですから。それを裏付けるようなことができればいいのではと思います。
そのため、エピソードに成長要素は加えるべきです。例えば、挫折を味わって精神が磨かれたとか(挫折そのものをお勧めするかは議論が分かれます)
「成長したい」ではなく、「成長する力がある」で成長性をアピールすべきです。以前はこうだったけど、いまはこうです!そのような流れで。
その形ができていれば、常識の範囲内であればエピソードの題材じたいはそこまで問わないと思います。
ここでの常識と言うのは、「受験」は絶対NG、バイトリーダーなどの代わり映えの無いものはあまり推奨はしない、ということです。例が思いつかない方は「学生時代に頑張ったこと」講座を読んでください。
具体例
成長要素を加えて、具体的に書いてみました。。
私のキャッチフレーズは、「かっとビング」です。かっとビングというのは、「様々な困難にもチャレンジする事。どんなにピンチでも、決して諦めない事。勇気をもって一歩踏み出す事」という意味です。 昔はかっとビングを知りませんでした。そのころの私は非常に消極的で、失敗を怖がってばかりいました。学校に行かないことも多くありました。数日に1度は休んでました。しかし中学2年生の時、先輩の〇〇さんがかっとビングを教えくれました。毎日彼があまりにも言うので、意識して行動するようにしてみました。最初はつらかったですが、だんだんと積極的なことが自然と思えるようになりました。今では私は何事にも勇気を持ってチャレンジできるようになりました。
この場合は、「かっとビング」により自分が消極的から積極的に成長できたと言うことです。
具体性のないエピソードは論外
私はバイトリーダーで、売上利益を1000万円アップさせました。これだけで人事に何かわかるとでも思いますか?わかりませんよ。
相手にもピンとくるほどに(重要)、エピソードにはある程度感情移入できるほどの具体性が欲しいです。
「5W1H」をすべて書けとは言いません。場所とかが必要になるとは限りませんし、そんなスペースあるとは限りませんから。ただし意識するのも重要です。いつ、誰が、どれくらい、何をしたのか/どうなったのかの情景描写くらいは入れてください。
前章で説明した成長性も、ピンとくる根拠の一つです。
具体例
※そのまま採用するのはお勧めしません。君はまな板じゃないからね。私の宝物は「仲間」[What]です。私は歌だけあれば何もいらないと思っていました。歌手時代[When]、いつも春香[Who]が助けてくれました。最初は[When]私は鬱陶しく感じられましたが[How]、1年前[When]〇〇で[How]私が深く落ち込んだころ、春香[Who]はいつもすぐ[When]に手を差し伸べてくれました。
FAQ
「だから、成長性の大事さを学びました。成長したいです」はダメ?
ダメに決まってる!成長したいですは最初にダメと言いましたね。会社は学校じゃないから。即戦力になるくらい強くなりましたと言わなくていいの?
即戦力は新卒には基本的には必要条件ではありません。外資系などを除いては。
たとえ話。バトル漫画で最初弱い主人公だから読むの止めた!って人はいますか?弱くてもポテンシャルがあれば読みますよ?内容が楽しければ。バトル漫画で最初強い人しか評価されなければ、最近のラノベでありがちな「俺TUEEE!展開ばかり」以外の作品は無いはずです。
ただし、即戦力としての採用であれば別です。その場合は求められます。