2018年卒版!就活はいつ始める?就活のスケジュールと就活までの過ごし方

はじめに
2018年卒の就活のスケジュールは概ね以下のようになっています。内容 | 解禁日 | 備考 |
広報活動解禁 | 3/1 | 会社説明会開始 |
採用面接解禁 | 6/1 | 適性試験などはその前からある |
内定解禁 | 10/1 | 内定は、4月から企業で働く権利ともいえる |
ここから言えることは、就活は3月に初めて、採用は6月からだから、焦らなくても3月1日に徐々に初めてもいいと解釈した人もいると思います。
本当にそれでいいのでしょうか。企業側は必ずしも約束を小学生のように律儀に守るとは思えません。
この記事では、以下の項目について説明します。
- 就活スケジュールは建前
- 就活の始める時期・準備すべきこと
- 就活までの過ごし方
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スケジュールは建前。就活生よ勘違いするな
さっき上の表のスケジュールを見せましたが、これはあくまで建前です。建前ですから実際は異なります。
企業は、基本的には優秀な人物が欲しいもので、抜け穴があるのであれば抜け穴から攻めてきます。スケジュールを厳守したとしても、4月にグループディスカッション、5月に適性試験、6月に面接があれば、経団連のスケジュールは守ったことになります。そして採用したい人に内々定という、内定を10/1に渡す約束を渡せば、人材は確保したことになります。
中小企業や経団連に加盟していない企業の場合はもはや関係ありません。ある人は4月1日に内定(内々定じゃないよ!)をもらった人も。面接の後で。
実際に企業の採用情報を調べればわかりますが、採用スタートは4~5月です。6月1日に内々定を渡すつもりということもあります。
というわけで、スケジュール表は鵜呑みにするべからず!できるだけ早く行動を始めてください。特に中小企業を1つでも受けるのであればなおさらのこと。
さて、いつから就活対策を始めればいいのでしょうか?
就活をいつ始めるべきか
基本的には、説明会巡りなどの就活は3月スタートです。
就活までの過ごし方
大学2年生以前の読者の場合
もし大学1年生の4月~大学3年生のおおむね8月くらいなら、まだ時間はあります。
この時期の内に、就活のアピールを見据えた行動をした方がいいと思います。就活のアピール材料がないと戦いにくいのが現状です。
就活のアピール材料は、行きたい企業によっても異なりますし、自分の長所短所によっても異なると思います。どうか自分が誇りに持てるものを身に着けてください。たとえばTOEIC、事務仕事が得意、インターンの営業で売り上げを上昇させたなど。
この時期に志望業界を決めれば、そのための資格や知識を集めやすくよその就活生と差を付けられます。
そして、働くことが何かを学ぶために、インターンシップを受けてください。できれば、志望業界の企業の方をおすすめします。
「何にもない、私には何にも(得意なものも誇れるものもない)」状態から脱するようにしてください。
そして大学3年生の9月くらいになったら、次へ進みます。
大学3年生の9月~1月の場合
この時期にある程度就活対策を始めたほうがいいです。
9月にもなれば、夏休みも終わり、人によってはインターンシップを体験したかもしれないと思います。
この時期には、できることが減ってきています。留学もできません。資格も限られてきます。この段階になると徐々に就活モードへとシフトしていくはずです。特に大学3年生の12月からは、本格的に就活に直面しなければならなくなります。
通常この時期にはすでに自己分析・業界研究をするのが望ましいと思います。もしまだ何もしていない場合は、後を少しでも楽にするためにも、自己分析と業界研究・適性試験対策を始めましょう。
志望業界は、この時期までには決めてください。
もし「笑顔なんて誰でもできるもん、何にもない、私には何にも」状態の場合は注意。短い時間をすべて注いで得意なことや誇れること、アピールポイントを作るべし!「何にもない、私には何にも(得意なものも誇れるものもない)」と言っている暇はありません!
大学3年生の2月以降の場合
一刻も早く就活対策を始めましょう。まだ企業を調べる必要があるとは言えませんが、自己分析と適性試験、業界研究は、本来ある程度完成度のある状態に持っていかなければならないはずです。
まだ就活をしていない場合はすぐに、自由時間の60%を潰すつもりで就活対策に注いでください。
もし自分には何もないような器用貧乏な状態、の場合は就活では相当不利ですし、もはや穴埋めの時間はさほどありません。手持ちのカードで勝負できるように、しっかりと対策を強化することをお勧めします。
まとめ
就活は、就職活動の前の準備が非常にモノを言う、ソーシャルゲームのイベントのようなものです。難易度の強烈に高い恋愛です。モバマスです(知らない人はこの4文字は見ないでね)
準備しなければ、3月からリソースを注ぎ続けてももう時すでに遅し、ランクを下げないとダメという事態にもなりかねません。
早ければ早いほどいろいろ楽です。みなさんは、私みたいに3月から初めて10社連続1次面接落ちということにはならないように!
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以下に挙げた記事も参照してください。業界研究などはなるべく早く始めるべきです。当サイトの記事を読んで基本を学んでください。
- 適性試験対策
- 自己分析のやり方とコツ~就職活動に勝つための裏技
- 志望業界をできるだけ早く絞る・決定すべき3つの理由
- 業界研究はなぜする必要があるのか・差がつく業界研究のやり方・コツ