【就活】逆求人系サービス・スカウトサービスのススメ
今までの就活も、今の就活の大多数も、「たくさん受験させて、ほぼ受からない」状態です。
これからは、元の就活「ある程度に受けて、そこそこ受かる」就活に徐々に変化するかもしれません。理由は、逆求人サービスの台頭にあります。
。今回は、スカウトサービスや逆求人サービスについて考えてみましょう。
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スカウトサービスや逆求人サービスのしくみ
「逆求人サービス」とは何でしょうか?
通常は「企業を就活生が最初に選んで」、選考するところ、逆求人は「これの逆」を行います。逆に就活生にスカウトが来るのです!
どうスカウトするか…まずスカウト材料を提供しなければいけません。就活生側は、スカウトサービス側に自分の性格や長所、特技やガクチカなどを提供する必要があります。
そうすれば提供された自分の情報を見てピーンと来た人事が、「説明会に来ない?選考受けない?」と誘ってくれます。
企業側も、受けてほしい人だけ選考させることでコストを低減もできます。学生側も、ある程度見込みのある企業だけ受けられるメリットもあります。
実際にどんなサービスがあるのか?
キミスカが一番の大手です。人数あたりのスカウト数が多めの実績があります。他にもニクリーチ、オファーボックスのサービスがあります。イベント関連では、JOBRASS、逆求人ナビなどがあります。
マイナビやリクナビのスカウトは「特定の学校全員に送る」システムと言われています。ただし例えばキミスカやOfferBoxは一斉送信を排除した構造があります。
たとえば、キミスカではプラチナスカウトなどの1社当たり30通/月しか送れなかったりします。確かに!スカウトですね!
どれくらいの人が利用しているのか?
重複登録なしと仮定すると、登録車は以下のようになっています。
就活生の10分の1弱が登録しています。就活生の内熱心な人などはスカウトサービスに登録しやすく逆も然りなので、実際にこのようなサービスを利用しているのは12~20%くらいです。
マッチングサービスのメリット
自分に合う企業を中心に受けることができる
通常の就活では、就活生が企業を探してたくさん受けるのが主体です。たくさんの企業を受けられるため、1度~2度失敗しても次があります。
ただ何も選ばず適当に受けているも同然のため、適性の無い企業まで無駄に受けてしまう可能性大です。
企業を受けてから企業のことがわかるなんてたくさんあります。受けている間に適性がないことがわかる。面接中の会話で、「自分の性格では合わない」と思うこともあります。ESを書いた後に説明会も増えてきています。
マッチングサービスを併用すれば、不純物の割合を削減できます。
企業を探すことの負担が軽減される
適性のある企業に行くのが就活の至上命題と言われている現環境…。
企業を探すには膨大な情報を分析し比較しなければいけません。50社行かないと適切な企業が見つからないなんてしばしばです。50社も分析って辛いですよね!
もし適切な企業を提示してくれるんだったら、どんなにいいことか。
それが、逆求人やスカウトサービスです。
逆に企業側があなたを探してくれます。そして適切と判断されれば、就活生側にメッセージが来ます。メッセージが来ると言うことは、最低でも見込みありと言うことです。
マッチングサービスをうまく活用するには
逆求人・スカウトサービスに登録してアピールポイントを記入しても、引き寄せられる魅力がなければNGです。スカウトされるくらい魅力的に見せなければなりません。
普通の人でも、コピーライティングのスキルや宣伝スキルがあれば、人事を引き付けられます。自分の「すごさ」を営業するつもりでお願いします。普通の人でもすごい人と見せられれば、人事が寄ってきます!
ただ、余りすごいことをしてなくとも、人事は寄ってきます。ハードルは高くないですから。学生にすごいスキルを求められるのは、外資系とか超有名巨大企業だけですから。
最後に
これからは徐々ではありますが、マッチングサービスも主流となっていきます。現在は補助的ですが、実際に役に立つところが大いにあります。今は中小企業(含 中堅企業)やベンチャーが主ですが、大企業もそのうち、ある程度参入してくるのではないでしょうか。
かくいう私も利用者です。