就活生よ!これが合同説明会の受け方だ!コツ・マナーも紹介!
合同説明会。就活生は、最初に行く説明会に位置付けられています。
私も、ほとんどの就活生も、最初はこの説明会に行くと思われます。
ただし合同説明会の受け方を適切にしないと、大変なことになります。単なる時間の無駄になってしまうことだってあり得ます。
ここでは、合同説明会について説明します。おもに、目的やコツ、戦術、マナーです。
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合同説明会とは
複数(多くは5~)の企業が参加する説明会です。業種職種は混合されていたり、単一だったりします。単一の場合でも、細かく分ければ異なるもので構成されています。例えばITの分野であれば、Web系ベンチャー、伝統的IT企業、組み込みシステム、ゲームetc...
合同説明会の目的
合同説明会の目的は、「概要を掴むこと」「企業(とくに、中小企業)を知ること」です。
とりあえず行くのがダメという記事も(何処とは言いません)ありますが、就活が始まる前、概要を掴みたいのであればとりあえず行くだけでもある程度は価値があります。業界が決まっていなければの話ですが(重要)。
一見無駄であると言う就活生も多いですが、これは目的外で言っているからです。業種職種を細かく決めた人が合同説明会になど行きますかね…???親が行けと言っても、反抗しちゃいましょう。
合同説明会、行くべきものと行くことをお勧めしないもの
合同説明会は、2種類に分類されます。「多種多様の業種の合同説明会」「特定業界の合同説明会」の2種類です。
もし、受ける業界が決まっていなかったり、決まっていても広い視野でモノを見ていろんな知見を得たい場合。この場合は多数の業界が混ざった説明会に行くことをお勧めします。
逆に、受ける業界が決まっていて、その業界以外の知識が不要な場合は、特定業界の実の合同説明会に行ってください。この場合、企業探しと業界研究が目的になります。
合同説明会のマナー
「合同説明会の企業の候補」に「受ける可能性のある企業」がひとつもなければ、ある程度マナーが悪くてもそこまで問題は無いでしょうが、最低限のマナーは身に着けておきましょう。
人事、とくに中小企業の人事は覚えているってこともあります。名前を書く場合はなおさら。酷いマナーであればひどく印象に残ります。
面接程要求はされませんが、マナーはしっかりと。
服装
スーツ一択。迷うよりはスーツで行ってください。
まだ多少汚れていても、すぐには強い問題にはなりませんが、きれいにすることをお勧めします。
男性は、ネクタイの結び方も確認しておきましょう。
敬語
失礼の無い様なレベルまで成長させて下さい。不安な方はビジネスマナー講座でも受けに行くか、自分で調べるようにしてください。訓練してください。
質問のマナー
「私は〇〇大学の△△です。私は、〇〇をやってきました(ここまで3分)。質問ですが…」のような、アピール行為は慎みましょう。めんどくさい、遅延者の印象を与えるだけです。
質問は簡潔に。これは、会社説明会等でも同じです。遅延者は、さようならです。
合同説明会の企業のまわり方のコツ
どんな企業を見ればいいのか。これが重要です。ただ適当に見ているだけではだめです。大企業、特に人気企業は、見る時間がないから、「単独での説明会」で見ると言う方向性でもいいと思われます。「単独の説明会」に行かれなければ受けられないのですから、だったら「単独の説明会」に行けばいいじゃん。
中小企業はしばしば空席またはそれに近いので、業界研究がしたい、企業を知りたい、滑り止めを見たいなら中小企業を見ると言う戦術でもいいかもしれません。
人気アトラクションは避けることも大切です。
合同説明会の持ち物
必要なものは、お金などの会場に行くものを除けば、大きく分けて2種類です。
筆記用具(要ボールペン)
企業の情報をメモしたり、合同説明会で応募したりするために適切な筆記用具を持ってきてください。特に、その場で応募することも考慮するため油性ボールペンは必須です。メモ用に鉛筆やシャーペンがあってもいいかもしれませんが…。
メモになるもの
「業界/企業まとめノート」なるものがあればいいですが、なければルーズリーフなど、後から分けやすいメモ用紙です。
企業情報は膨大なため、整理できるように。ファイルでも持って行って、整理できればいいのではと思います。
さいごに
合同説明会は必要ないと言えば、そうとは言い切れません。就活メディアの主張するほどではありませんが、必要な要素はあります。
私は業界が就活の大分前から決まっていたので、業界ごとの合同説明会以外は…と思いましたが、決まっていない人は行く価値があります。いろんな業界を見に行って、志望業界を決めてください。
業界が決まっている人でも、どんな企業があるかを知れる機会です。いろんなものを見て、知見を深めてください!
ただ、合同説明会はあくまでスタート。これを肝に銘じておいてください。