【就活生必見】営業職の魅力と営業職志望者向け就活のやり方
営業職は魅力的な職業です。
営業職はなぜか敬遠されていますが、魅力は私にはあると思います。営業の技術はさまざまな場面で応用できる上に、営業そのもののスキルがスペシャリストとしても役に立つと言う。
今回は、営業職のメリットとみんながなぜか敬遠する理由、企業の選び方を解説します。
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営業職の魅力
いろいろな考えや背景をもった人と関われる
営業でクライアントと関わると、良くも悪くもさまざまなタイプの人と関わることができます。
相手の考え方は多種多様です。それぞれに営業の戦術は異なります。携帯電話を売るにしても、スペック重視、カメラ重視、イメージ重視、知識がある無い、それぞれに異なる戦術が必要です。どんな人かを知るために調査をすることもあり得ますが…。
いろんな考え方に触れることで、自分の見地を広めることもできます。営業の最初あるいは合間に挟む雑談などでその人の特徴をつかみ、学び、話し…人付き合いが好きな人には天国かもしれませんね(^_^)
成果が見えやすい
営業は、何件、あるいはいくらの契約を取ったかで自分がどれほど仕事をしたのかを判断しやすい典型です。数字が上がれば達成感を感じやすく、(企業によりはしますが)実力を付ければ給与や昇進に直結しやすく、直結しているかわかりやすい。
成果主義にはここまで向いている職業は、ないかもしれません。
何も知らない人でも、成果の度合いはともかく成果が見えやすいです。言い換えると、数字が出ない場合は厄介ですが。
スキルを活かして転職しやすい
営業のスキルは共通です。企業の製品の知識や業界の知識に差異はあるものの、(エンジニア営業といった特殊なものを除けば)基本的には同じです。
同業界の範囲であれば、転職は他と比べて容易にできるのではないでしょうか。
さらに営業はスキルが見えやすいです。素人にも営業の数字はすぐにわかります。人事にも。人事は私のブログでは素人と言っていますが、その人にもわかると言うことは一体どういう事か、ご想像にお任せします。
営業の向き/不向き
向いている人
営業職ほど向き不向きがはっきりしているのは、プログラマーくらいかもしれません。
プレゼン力が高い人
営業はプレゼンテーションです。相手に合うようなプレゼンテーションができるような能力が求められます。相手が求めていないものを買うのは×です。
スケジュール管理ができる人
営業はスケジュールの管理が大変です。クライアントにたずねることをダブルブッキングしてしまっては、大変です。調整力と融通を効かせる力が必要です。
質問力・調査力がある人
業界によっては、営業そのものが「お客様の問題を解決する」方向にシフトしている場合があります。お客様のニーズが何なのかを読み取るための質問力が必要です。
傾聴力がある人
きちんと話を聞く能力は当然必要です。なぜなら、お客様の言葉をきちんと聞かなければ、ニーズが出てこないかもしれません。遮るなどして不快感を与えるのは論外です。
向いていない人
職人気質のエンジニアや、スケジュールを立てるのが苦手な人、人と関わることが苦手な人は向いていません。スケジュールが良く変わるため、融通の利かない人は、営業にはいられません。
自分の非を認められない人は、どこでも存在してはいけませんが、営業ではクライアントに悪印象を与えるためさらに存在してはいけない人です。
完全主義者も不向きです。すべてのクライアントを満足させる方法はありません。
精神的に弱く、またはスランプの経験がない人は、できないとは言いませんが覚悟を持って入ることをお勧めします。
敬遠する理由と反論
営業職はなぜかみんな敬遠するようです。
コミュニケーションが苦手というものは、敬遠が正しい理由ですが、それ以外について回答していきます。
ノルマがいや
どの職にもあります。残念ながら。完全歩合制などのごく一部の例外を除いて。どんな仕事にだってノルマはあるのです。長期的か短期的かはさておき。
受験時代にもノルマはありましたね。「合格すること」です。期限は定められていませんが、生活の質を落とすほどの努力を強いられているはずです。
営業職は騙す感じがする!
営業職は騙す感じがする。その通りです。ただ、君は高校や大学の説明会に行ったとき、説明会の職員が悪いことを積極的に言いました?商品のCMで悪いところを言うようなところはありますか?そうはないよ?
嘘をつかなくても人は簡単に騙せます。
騙すことにひどく抵抗があるのであれば、他のどんな仕事もできないと思います。経理も騙す仕事の側面がありますし、エンジニアも仕様通り動いていればいいやという、「騙す側面」もあります。
営業の企業の選び方
営業は、稼げる仕事で成果主義です。営業を志望したい人はこれを前提に行動してください。
安定を取りたい・下積みをしたい・未経験なら成果主義でないノルマの厳しくない企業や研修の充実した企業、稼ぎたい・最初からバリバリ働きたい・ある程度の経験があるなら、成果主義の企業に行きましょう。
ノルマ制かどうかはきちんと見極めることができたら必ずやってください。ノルマ制でノルマに達していないと給与カットor自爆強制、それ以外なら給料一定の企業は、成果主義でも何でもありません。ノルマ制です。
ネットや就職課などの情報を見て、達成できないノルマの報告が多いのであれば、避けることをお勧めします。
さいごに
就活は営業です。営業職適性の人は、就活も有利です。なぜなら就活は、自分を売り込むことです。クライアントは厳選採用の人事担当。そう考えれば、営業職そのものなのではという謎理論です。