【真面目な人必見】就活に不利?真面目な人向けの就活戦術
真面目な人は、普通の人とは違います。大抵の人は大学では最低限の勉強を要領よくして、なんとか卒業します。R大とかDT大とか例外を除いては、(役に立つ)過去問が出回っていたりします。
もし「受験期/テスト期間に勉強したから私はまじめ」というなら、君はまじめではありません(受験生の時期は、たいていの人は勉強しますよね)。そんなのただのミーハーor要領のいいだけの人です。
今回は、テスト期間でなくとも勉強する、バイトもしっかりと手を抜かずにやる、といった、要領の(相対的に)あまりよくない、本来の意味での真面目な人を取り扱います。
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大人の情報を鵜呑みにし過ぎない
「広い目で見ろ」、「たくさんの企業を受けろ」などいろんなアドバイスがあります。
真面目な人はそれを実践すると思います。しかし本当に有用なのでしょうか。特に、就活環境を把握していない人は、的外れなアドバイスをするということを肝に銘じておくこと!
アドバイスする人がバブル時代以前の就活を経験している場合で、就活の環境を知らない場合、従うことは正しいとは限りません。
休まないなんて、燃え尽きちゃうよ!
「就活のために6か月間ログインできません」 「さようなら。就活ってそんなに大変?(ギルドから追い出す)」 -私のやっているネトゲ
真面目な人のたいていは休むことを軽視する傾向にあります。
就活は長期戦です。かつては2か月以内の話ですが、現在は6か月から1年。すごく長いです。
受験の時とは違います。受験は目標が見えるしノウハウも塾が提供してくれましたよね(私は塾未経験者)。就活は人によって、企業によってやり方が違います。就活の結果次第では精神的なダメージを食らいます。それに、受験と違って体を動かすことも多く疲労を伴います。下手すれば受験以上です。
意図的に休憩を用意しないと、本当にそうなります。
休むことも考えること。時には就活しない日をつける、家にいるようにするなど。休養をおろそかにすると、就活辞退できなくなることを警告しておきます。
完全主義の戦術は×。同時並行こそ大事
「自己分析を終わらせたら業界研究をしよう」と考えている君。ナンセンス。
〇〇をしたら、その次に××をやるというやり方は、就活ではレギュレーション違反です。
就活は、自己分析ばかりして業界研究をおろそかにしていたら、いつまでたっても企業に受かりません。すべてを完璧にしようとしたら、それだけで就活の全期間を消費します。
ある程度は(特に自己分析は)いい加減に、適切な量をやることが大事です。
でも、自己分析って大事だよね。済ませてから就活したいじゃん?
済ませられるかい?
就活中に、おえらい社長や人事のメッセージを聞けば、考え方が変わるかもしれません。それに、自己分析ってやればきりがないです(もっとも、正確性は一定値にゆっくりと収束or偽りの自分形成)
私は言っています。「自己分析は面接対策・業界選びの一環としてやれ!」。独立してもいないのに独立したものととらえる悲劇があります。言い換えると、自己分析と面接対策は同時にやればいいということです。これは業界研究と自己分析、企業研究でも例外ではありません。
真面目な人が向いている業界
基本的には、自分に合うような業界に行くのが基本です。これはどんな性格でもいえることです。適当に選べばいいわけではありません。
例えば、銀行員のような信用を求められるものはおすすめです。基本的には仕事に手を抜かないので、多くの普通のデスクワーク関連には向いています。
Web系のエンジニアも不向きです。スピードのために手を抜くことが求められる業界も不向きです。プログラミングも不向きかもしれません。完璧にしてからコンパイル、バグを見つけると落ち込むという人間は、気分が萎えるだけです。ちなみに私は1日30回バグを起こしています(半数が誤字脱字)
遊び心を要求される業界、クリエイターなどは、クリエイター向きの素質がない場合には避けたほうがいいでしょう(クリエイターに向いている性格を同時に持っている場合はこの限りではない)
真面目な人が行くべき企業
業界と同じようなものは省略します。
基本的には「計画を立てて仕事をする」企業がおすすめです。マニュアルがある程度完備されているor体系化されているなどの場合はやりやすいです。
最低限の融通が必要なことは言うまでもありませんが、強く融通を求められる職場は不向きです。例えばシステム開発のアジャイルソフトウェア開発、マニュアルの無いor不十分な場所でのサポート業務。
さいごに
真面目な人は、普通の人と違います。人数こそそれなりに多いですが、ちょっと違った戦略が必要です。
テンプレ大学生以外は、場合によっては普通と違う戦略が必要です。この点を認識するよう。