インターンシップとは?就活の関連と長期・短期の違い
インターンとは?
インターンとは何か考える前に、問題を1つ出します。
就活する過程で業界の知識を手に入れたいです。例えばITとします。ネットで調べれば仕事の形成とか書いてありますよね。活字で。
ただ活字だけではイメージってできないかもしれませんね。
インターンは「社会や業界を実体験を通して知ってもらう」大学生のアルバイトのようなものです。給料は出るとは限りませんが(社会勉強を前提としているので)。机で向かうことだけでは無理かもしれません。業界の知識もイメージできません。それを体で理解するのがインターンです。
今回は以下の順番で発表します。
- インターンのタイプ概要
- 短期インターンについて
- 長期インターンについて
- インターンはいつ始めたらいいの?
- インターンと就活
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インターンの概要
インターンの種類は2種類あります。それは以下の通りです。短期インターンはさらに以下の章分類に区分されます。
- 短期インターン
- 体験型インターンシップ
- 採用直結型説明会
- 長期インターン
夏と冬にインターンシップが集中しています。
夏は中長期の体験型のインターンシップが大多数、冬は説明会方のインターンが多くを占めています。
短期インターンについて
短期インターンは、大きく分けて2つに分類されることは先ほど書いた通りです。それでは、この2つについて紹介していきます。
体験型インターンシップ
体験型インターンシップは、業界や業務を「体験するための」ものです。内容は学生や就活生用に用意されたものがほとんどです。体験しながら業界や仕事のさわりを理解することが主眼です。
期間は3日~2週間(または1年単位とか)。拘束時間がある程度あるので、かなり多数の(10以上とかの)業界を受けたい人には酷かもしれません。
説明型インターン(採用直結型説明会)
最近増えているのがこのパターンです。期間は1日程度。説明会と類似する役割で、業務経験を行うことは稀です。4時間~8時間の長期間を説明に回します。業界知識を教えることもありますが、仕事体験はろくにできないので注意して下さい。
長期インターン
長期間のインターンは、仕事体験でなく、実際に採用の一環としても、働き手としても、実務を行わせる役割を持っています。
短期インターンと異なり、働いているのだから給与が支払われます。実際にインターン先の企業の内定を得ることもあります。有能な学生を早いうちに囲い込む手段です。
ガクチカの強力な武器の一つです。理由は実務の経験、社会経験。何も経験がなければ、早いうちにやりましょう。ただし、長期インターンするならその業界に入るんだと思うくらいの気持ちでいましょう。拘束時間が長いので。
インターンの時期はいつ?
最初に示したグラフの通り、夏と冬に集中しています。春は就活が控えているので非推奨。3年の夏と冬がベターです。ただし、長期インターンはいますぐ。時期のスタートがありません。
もしあなたが3年生未満なら、余裕時間があれば取り敢えず受けるのもありです。その場合は1日インターンが多い冬は少しだけお勧めできません。夏に戦いに行きましょう。
インターンは就活に必須?
自由応募にインターンが必ずしも必須ではありません。私はコミュ力の壁にぶつかり受けられませんでしたが、内定を1か月でもらいました。
ただし、受けておくことが基本的には得です。業界の知識が手に入ったり仕事内容を肌で感じたりしたら、企業・業界のミスマッチ率も低くなるどころか面接の定番「学生時代に頑張ったこと」の候補が得られます。仕事の考え方も面接で聞かれるので答えられもします。
面接で有利になるのであれば、インターンで受けない理由はありません。自分は何にもないんだと思っているなら、時間があるならすぐにインターンに登録して自信を付けましょう。
実際こんなにもメリットもあるのです。
(資料:就職みらい研究所)
さいごに
就活とインターンは完全に必須な関係ではないですが、受ける価値は非常にあります。バイトは社会勉強と喧伝する人もいますが、インターンの方がはるかに有効です。
最後に、興味のある分野が決まっていない場合は、良さそうなところだけでいいのでインターンを受けましょう。社会勉強にも、良さそうな業界の発掘にも使えます。
体験はもっとも有効な業界研究の方法です。頑張ってみましょう!