第一志望以外の企業を面接するときの対処法
第一志望以外の企業を受けない人など、ほとんどいません。たいていが併願企業を選定するでしょう。
おおよそ最低でも5以上の企業の面接を受けることになります。となると、第一志望以外の対策も練っておかなければいけません。
併願先の企業にも、「第一志望」と錯覚させなければ、就活の人事は内定を出してくれるのは難しいでしょう(すごく内定辞退されてほしくないから)。これを前提に今回は解説します。
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面接での質問対処法
面接の質問で、あなたが本当にその企業に一番入りたいかを推し量られます。
御社は第一志望ですか。
面接では「第一志望」と嘘でも言うこと。鉄則です。
「第一志望群」などと言われると、「第二志望以下なのでは」と思われがちです。 なぜなら、第一志望なら普通、正直に言うからです。
嘘をつくのは嫌という方へ。企業に対して最低限の礼儀を示しましょう。礼儀知らずの正直者は嫌われます。人事もどうせわかっています。第一志望でないことくらい。けれども正直者すぎるのもなぁ…。
人事が面接で知りたいのは、「すぐ辞めないか」「優秀か」「会社に合うか」です。正直に言ってしまうような人は、辞めるリスクさえありますよね。
御社に受かったら、就活は終わらせますか?
これは、「終わらせる」とその場で言っておきましょう。続けると言ってしまったら、落ちます。 志望度の低さを暗に含ませているからです。第一志望なら、普通に考えれば「即、終了」です。 この質問の回答は、内定がもらった後に正しい解答を出すつもりでいましょう。面接で嘘をついても、それを理由に内定を取り消しするのは違法です(事情が変わることがある&職業選択の自由)。就活の進捗状況・受けている企業・内定を持っている企業
これは第一志望でも同じです。どんな内定を持っているか。どんな会社を実際に受けているか。それは、適当に提示すればいいわけではありません。
例えば、電通の内定を持っている人が中小企業を受けたとして、果たして中小企業に進むでしょうか。ほぼNOです。
具体的には、以下のように対処すべきです。正直に言わず、本当は受けてない企業を提示してもいいでしょう。
- 第一志望でない企業(性格面を正直に伝えていた場合かつ十分な企業研究で選定した場合、そちらに誘導される可能性あり)
- 「今受けている企業」のワンランク下の企業を提示すること。
- 内定の数は0~1個、最大でも2~3個とすること。1個以上なら就活に納得できないことを伝えること。
- 志望業界・自分の適性と明らかに外れた企業ばかり提示しないこと
第一志望と同じような戦術で挑むor練習会場と割り切る・本気でやらない
結論から言うと、内定がもらえる可能性がある程度あるレベルの志望度の高めの企業は「第一志望」と同じ対策を。それ以外の場合は「練習会場」と割り切って無駄にリソースを注がないことです。
受かる気があるなら、第二志望以下の企業でも、基本戦術は一切変わりません。第二志望であっても企業研究をしてください。業界研究は、第一志望と異なるのであれば、別に行ってください。
第一志望ばかりに注ぐのではなく、第二志望以下にも一定の配分をしてください。これが正しいリスクヘッジです。第一志望の70%以上のリソースは注いでください。第一志望が不採用になることも考えられるので。
受かる見込みのほとんどないor受かってもうれしくない企業を受ける場合、ストップするor練習会場と割り切るのも戦術です。特に志望業界とかけ離れた企業は、不採用でもいいくらいの気持ちで、攻めの面接をしてください(変なことを言ってもいいのです)
例えば、「趣味はネトゲです。ギルドマスターとして3年間総括してきました」という突拍子もないことを言ってもいいのです。練習会場ですから。無難なことを言って受からないなら…。
さいごに
第一志望を受けてないことはよくあります。私も就活の時は、大量の「第二志望以下」を受けました。
熱意は相当下がると思いますが、ある程度の対策はしないと大変です。このことを認識してください
できることなら第一志望に行きたいですけど、もしものために第二志望以下にも「第一志望」と錯覚させたいですよね。参考
有名サイトではないが、面白い記事があるので紹介しておきます。
第二5回・不信感スパイラル