『長い物には巻かれよ』量産型は危険?みんなと同じではヤバイ
今回は雑談です。
我々は意識しなくとも、「多数派」の選択をとります。みんなやっているから、これでいいかという判断を。意識しなければ、周りと外れることはできません。
東京の8月の、ある20度未満のそこそこ風の強い日(10月中盤水準です)。私の場合、半袖にパーカーくらいを着るのが適温ですが、私自身周りに着ている人いるわけない、浮いちゃうと思って、着なくて後悔した経験があります。
多数派であることは時に危険です。その理由を紹介していきます。
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みんなと同じが危険な理由
他の人との区別ができなくなり、持ち味が分からなくなる
みんなと同じ行動をしていては、目立つことはありません。まったく差別化できず、酷い場合はコピーされた人間のように見えます。
例えば、Aさんが「テニス部で副部長をしてきた/バイトリーダー経験/カナダに留学」でBさんが「バドミントン部で副部長/バイトリーダー経験/アメリカに留学」。面接の質問にも同じことを言う。区別つきますか?人事の人は、これを何百と見ているんですね…。
みんなと同じにしていては、適性をどう判断したらいいのでしょう。実力もどう判断するのですか?それに、みんなと同じにしては、「あなたの上位互換」なんて簡単にできてしまいますよ?
みんな間違った方向に向かうこともある
かつて日本は、戦争に向けて国民が団結していました。心が一つでした。一億玉砕だの欲しがりません勝つまでだの。勝つムードでした。言うまでもなく戦争に負けました。物量差がありすぎる。以上。
みんなが間違った方向に向かうことがあります。バスに乗り遅れるなと言いますが、行先くらいは確認してください。
どうすればいいのか
私は「みんなと違うことを常にやれ」ではありません。みんなと同じであることが間違っていることがある、損をする場合があると言いたいだけです。みんながやっている行動が正しいかどうか調べろ。知識を付けろ。
あなた以外の国民みんなが違法薬物を買っていたとしても、あなたは買いますか?買いませんよね?(そうなったら、国自体やばいものになっていますが)
みんなが〇〇をしていたとしても、正しいとは限らないと言う考え方を付けましょう。しっかりとした知識を持った判断が大体は正しいものです。
みんなと同じだから〇〇するのは、極論、知識不足だからそうするものです。
みんなの行動は、何らかのサインの可能性があることを認識せよ
みんなの行動に異様性を感じた場合。まわりがあなたの敵になる前に、手を引いたり逃げ場を作っておきましょう。いざ何かが起きたら大変なことになるかもしれません。
例えば、国民の多くが、「共産主義者やイスラム教徒は捕まえろ」などと考えている場合。少数派を弾圧する国家体制になっていくことが読み取れます。あなた自身が少数派である自覚があれば、急いで行動すべし。
時には誰も手を付けないところ/ものに手を付けるべき/h3>
例えば就活で、人気企業のランキングを見て、それにより企業を受ける人が多いと思われます。確かに人気企業であれば、安定した生活ができそうな気がします。ただしみんな受けると言うことは、競争が激しいと同義です。ランキングに乗っていようがいまいが、良い企業は良いものです。
ある程度マイナーな企業なら、そこそこホワイト企業でも熾烈な競争なしに内定を得られると言うことも考えられます。みんな大企業に目を向いている間に狙うこともありなのではと思います。
まとめ
最終的には、人気とかみんなやっているかとかには関係なく、自分で考えて選ぶべきです。長いものには巻かれよと言うことわざがありますが、長いものがもし毒蛇とか、ハガネールとか、危険な奴だったら…長いものが何かを先ず見つめないと、大変なことになるのです。
どんなことも一緒です。判断基準がそれ以外になければそうした方が得策かもしれませんが、調べればそれ以外の選択肢が存在します。たいていの場合は。