中学校の先輩が不安!正しい上下関係の付き合い方・厳しい先輩の回避方法
中学校では先輩後輩の関係をはじめて味わうことになります。高校、大学と、今後もついて回る、たった数年違うだけで、上下関係があると言います。不安になりますよね。いろんな情報が交錯して。
もっとも、必ずしも恐れる必要はありません。正しく立ち回れば怖くありません。怖い先輩も回避できます。
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好まれやすいタイプの後輩の5つの特徴
どのコミュニティでも例外はありませんが、このような人は好まれやすい傾向にあります。逆をやると嫌われやすいです。しっかりと学習してください。
礼儀正しい。あいさつや敬語ができる
先輩に出会ったら、たとえ機械的でもいいので挨拶をする。敬語を使う。これは社会人の基本です。はじめましての場合は自己紹介。
中学校の場合、尊敬語、謙譲語(けんじょうご)を厳密に使い分けろとまでは言いません。使い分けるべきですし、完璧になってほしいですが(大人でも難しい)。丁寧語は最低限使えるべきです。例えば「いただく」「頂く」レベルの区別は出来ることをお勧めします。
練習に意欲的。真面目で素直な後輩
不真面目な後輩は嫌われます。練習に参加せず反抗的な人は、目を付けられてあからさまに不利な扱いを与えます。辞めさせられることも。
真面目だからと言って好まれるとは限りませんが、不真面目は確実に嫌われるので、自衛のために、いかなる場合でも真面目さを出したほうがいいです。
先輩に敬意を払う
陰口を言う、不満点を陰で言うのは論外です。見つかったら評価は大幅に下がり、永久に取り返しがつきません(たとえ後輩に対しても敬意を払うタイプの先輩でも例外ではない)。
こうならないためにも、悪いところばかり見るのでなく、先輩のいいところを見つけてあげましょう。
尊敬していることを見せれば、先輩側も喜んでいきます。人は、人からの評価を気にする生き物です。先輩がそうでないことはごく稀です。
5分前行動は鈍すぎる。15~30分前行動位がいい
同級生だとしても、集合時刻丁度位に来るようでは、すでに集まった人に「こいつ来るのか」という疑念を植え付けることになりかねません。
先輩後輩の関係なら、5分前でも失礼にあたるかもしれません。可能であれば、15~30分前くらいに来るようにしてください。早く来ることで真面目さも出せます。
※社会人は早く来すぎることは問題ですが、学校です。学校のルールで動いてください。指示待ち人間、逝ってよし
指示がないと動かない人。社会では嫌われますが中学校、体育会系ではもっと嫌われます。指示がなく動かない。だから何もやっていなかった。お前は生意気というのはよくあるやりとりです。
対処法としては「空気を読んで、やるべきことを考えて行動すること」「やることがわからない場合は、忙しそうにしていなければ先輩に聞け」です。
嫌な先輩に出会わないための方法
以上の方法を行えば、90%程度の比較的まともな部類の先輩には対応できます。けれどもそれ以外の厳しいor理不尽な先輩は…回避したいですよね。
入学したてのときは、先輩は優しいものです。なぜなら、客を集めたいからです。優しい先輩を演じて何も知らない人をだます、詐欺師です。
ただし、部活はよく見れば悪い部活かどうかを判断できるかもしれません。次の項目にあてはまる場合は、注意してその部活を見てください。
- 先輩後輩間の雑談がない場合
- 2ちゃんねるや学校裏サイト・学校紹介サイトなどで悪い記述がある場合
- フレンドリーすぎる
- 顧問の教師が厳しい先生
- 練習量が異様に多い。休みがない・1~2回の欠席も許されない部活の場合
- 悪い噂のある部活、辞めた人の多い部活
- 学年の人数がアンバランスな部活
これはブラックな、理不尽な先輩がいる部活を見抜くための手段です。先輩後輩が雑談(ざつだん)しないことは特に注意です!怖い人に雑談などできませんよね。
上の項目に該当しなくとも、異様な雰囲気を感じる…その場合は、直感の方を信頼してください。私は優しい、俺は優しいと言ったとしても、優しい先輩ではないと言うことでしょう。
先輩後輩が理不尽な背景
先輩は、彼らも実はその先輩に苦しめられました。しかし、その伝統を断ち(たち)切ろうとせずに悪しき(あしき)伝統を存続させようとします。なぜでしょうか。
先輩の多くは、自分たちは苦しんできたけど、後輩はいい思いをする。それが許せないという残念な人たちだからです。
少なくとも学校は「嫉妬(しっと)主義」の支配する社会です。周りを見て比べることで満足を覚える生き物です。さらに、上下関係で権力を得て、支配欲をぶつけている愚か者です。君たちはそうならないように!私もそうならないように気を付けなければ。
さいごに
上下関係では理不尽なルールがつきものです。しかしこれは青春のための通過儀礼です。適切な方法で潜り抜けていきましょう。あるいは美術部やパソコン部などのオタク系文化部と言った、比較的緩いところに行きましょう。
それでは、中学校生活を楽しんでください。