企画職になりたい就活生・転職者へ!仕事内容・向いている人の紹介!
企画職はあこがれの職業です。自分の提案した商品が多くの消費者に親しまれたらこれほどのやりがいはない職業です。ただ、我々のイメージする企画職と本当の企画職は少し違うようです。
もし企画職のイメージが「アイデアを出す仕事だけしていれば良い」と思っていたら、あなたは企画職を何も知りません。基本的には企画をすることで問題を解決するのが、企画の役割です。
企画職は、実際にはどんな仕事内容を行い、どんな人が向いているのか、この2つを今回は紹介します。
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企画職が向いている人
企画職に向いている人は、以下のような人です。理由は後のセクションから推測できますが、最初に結論から書きならべます。
- アイデアを出すやり方を知っている人(必須!)
- 固定観念が少ない頭の柔らかい人
- ビジネスやマーケティングの知識がある人
- 分析力&収集力がある人
- 人の話を聞くヒヤリングができる人
我々がイメージする企画は、アイデアを出すことですが、本当の企画は問題解決です。この2つの側面に向いている人が求められます。
問題解決ができる人は、必ず分析力や情報収集力に優れています。クライアントの話を聞いて、問題点を発見することができるだけのコミュニケーション力は持ち合わせています。
逆に、頭が固い人は不向きです。自分の経験に縛られて、別の考えを出すことができないからです。問題意識を持とうとせず当たり前と思って切り捨てて、重大な問題を見過ごすことだってしばしばです。
自分が向いているかどうか見つめないしてください。
企画職の仕事内容
業界によって必要な知識や技法は若干異なりますが、企画職の基本は大差ありません。この記事は企画の専門記事ではないので、おおまかな仕事のフローのみを紹介します。
企画書の仕事内容は、企画書を作成することです。言い換えると、「企画を考えて、それを上司などにOKがもらえるように資料を作成すること」です。企画書を書くためにアイデアを考えたり調査したりします。
最初あたりの段階はアイデアを考えることですが…それ以外が大変です。
没にされない説得力のある企画を提案するためには、思い付きではいけません。最初にコンセプトやターゲットを明確にしたり市場調査をしたりする必要があります。
コンセプトやターゲットが決まったら、次はデータ収集・市場調査です。例えば男性ターゲットなら男性に対して調査します。
データが集まれば、分析・調査した案をもとに企画を立案し、企画書(プレゼン資料なども含む)を作成します。この段階でプレゼンテーション能力が試されます。説得するためのプレゼンを書かなければいけません。
企画職と言えどもアイデアを出せばいいわけではなく、調査・分析をしたり、プレゼンテーション資料や企画書の作成したりといった(企画職志望者にとって)地味そうなこともやります。マーケティング的な分野です。
さいごに
憧れの企画職をある程度見てきましたか。企画職は意外とシステマチックな分野で、しかも雑用もやると言うことですから、漠然としたイメージを持っていた人は認識が変わったのではないかと思います。
これを読んで、ぜひ企画職を目指してみてください。仕事内容や向いている人がどんな人か、この2つの要素が分かれば憧れの企画職に近づいたのではないかと思います。
ただし希望者が多いことからレッドオーシャンと言って、競争率が高い世界になることが予想されます。特に就活生は。基本的には何も予備知識がないから企画やりますとか言うからね。就活生・転職者の皆さん、企画のやり方を少し勉強しておくことをお勧めします!