まだやってないの?受験で親がすべき心得。
あなたのお子さんは、自分の力を最大限に引き出せていますか?多分半分以上は失敗しています。
正しくない方法で勉強させてノイローゼになった人を多数知っています。たいてい、戦略ミスです。
ここでは、親の行動の基本を2つだけ紹介します。しかしそれができていない親が何て多いことか。
- 戦略を立てさせる。立てる。
- 勉強はさせても、ストレスを軽減させること。
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戦略を立てさせる。立てる。
戦略というのは、ビジョンや方向性を決めることで、戦術はそれに付随した行動だ。
例えば、強いが体力のない相手に、中くらいで体力の豊富な人が勝つにはどうすべきか考えてください。
最初に戦略を決めておくのが有利。子どもの意思も尊重することを前提に。
例:理系の私立大学に特化した対策
私が取った策であるが、私の狙っていた大学(難関大学)は、「数学」と「英語」が必要だった。充分入れる見込みがあった。
私は、センター試験を受けなかった。理由は、「古典」「社会」などを余計に勉強しなければならず、受けたところで僅かばかりの安心を手に入れるに過ぎない。コストの割にリターンが見合わなすぎる。それなら、受けなければいい。そういうことです。
安心だからと言って受けさせるのは、この場合は戦略ミスです。かなり命取りになるレベルで。
塾・通信教育選びも、戦略的にやるべき。
子どもを正しく管理せよ。ストレスを与え過ぎない。
親は、子どもが発狂しないようにストレスを軽減させる施策をとる義務がある。
受験は相当なストレス。上の方を目指している人は、遊ばずにやっている人がいる。
自由時間が充分にない場合は、子どもは拘束されている感覚を覚える。小言も多ければストレスになる。プレッシャーを与え過ぎると倒れる。その調整ができていない親が多い。
親の期待を背負って、反抗期を経験せずにいい大学に入り、あとからグレるということは良く聞く。ストレスを溜めこませることはろくなことではないので注意。
極端な話、グレるに比べたら、1年の浪人の方が安上がりだ。
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お小言は少な目に
「勉強しろ!!!」「遊ぶな」「頑張れ」は受験生に投げかける定番フレーズであろう。しかしこれは受験生に投げ過ぎてはならない。「勉強しろ」=「お前は十分に勉強していない」という意味だ。
これほど頑張っているのに?勉強しろ?どうすればいいのでしょう?ストレスです。
プラトー、スランプは当然起こる
受験後半になると、能力が伸び悩む、あるいは落ちることがある。偏差値が下がるだけでなく、模試の点数すらも下がることがある。
このとき、お子さんは怠けていると思うな。プラトーもスランプも当然来るものだから。
やるべきことはあくまでサポートだけ。悩みを聞くくらいがいいだろう。苦しんでいることは事実だから。
叱咤激励はこのタイミングでは最悪だ。まさに泣きっ面に蜂だ。子供が一番わかってる。成績が落ちていることくらい。ストレスは軽減させる原則を忘れてはならない。
さいごに
少ないが、親の受験の戦略を記述した。どれも真似できることなので、真似してみてはいかがだろうか。