意識高い系=不採用?意識高い系向け就活対策
意識高い系は就活には不利です。コミュ障ほどではありませんが不利です。
意識高い系は印象は、すごそうに見えます。彼らの口ぐさむことは、額面通りに解釈すればすごそうなイメージです。彼らは語彙力も少なくともビジネス用語を知っているほどには高く、一般の就活生は知らないため、頭がよくも見えます。よく勉強しているねと。
しかし実践は伴っていない。意識だけが高いそういう人たちも多いのです。今回は彼らがどう動けばいいかを解説します。
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意識高い系の就活で不利になりやすい点
私は意識が高くても実害がなければいやには感じませんが、敏感な人や人事担当には目くじらを浮かべることが多いです。なぜでしょう?
頭でっかちに見える
頭でっかちに対する評価は面接官にとっては最悪です。〇〇を読んでビジネスを学んだ?インプットだけしても、アウトプットとなる成果がなければ役に立ちません。
世界一周をして偉い人の話を聞いて大量にインプットしました!で、何ができるの?あんた。プログラミングの基本文法を学びました。で、何が作れるの?何も作らない?何にも知らないのと変わらないじゃん!?
協調性がない・強いこだわり
意識高い系は、実践こそできないものの一定の知識はあるものです。ただし、自分の考え方を伝え過ぎた結果、周囲と衝突が起こるかもしれません。
意識が高いおかげで拘りが強く、通常は避けられるはずのプライベートな付き合いの衝突が起こりえます。協調性がないのは危ないです。本人はアドバイスのつもりでも。
中身や実質が感じられない
例えば「学生団体として100人率いた」としましょう。
…なぜ学生団体を作ったor入った?「社会貢献」…いや、なぜ学生団体を作ろうor入ろうとしたのかわからんのだけど…ほかでもない「赤十字奉仕団」を。「ユニセフ」「救世軍」でいいじゃん。社会貢献したいなら他に方法あるだろうに…
中身があれば、通り一遍の解答だけでなく、もっときちんとした理由までは説明できます。これでは嘘っぽいし、事実だとしても周りに流されたとか、なんとなく以上ではなさそうです。
経歴の過剰演出
自分の経歴を過剰に演出するのに長けているのが、意識高い系の最大の特徴です。例えば、「俺は世界一周して世界を見てきたんだよ!」「学生団体を立ち上げた…」「プログラミングしてきた…こんなに多くの言語を扱えるんだよ!」などと自慢します。
上述の通り中身がないのですから、張りぼてを人事が見ていることになるのです。金メッキを。メッキがはがれたらただの鉄塊です。何をしたのかを語れと言えば、価値は彼らのビッグマウス未満です。
意識高い系向け就活対策
もし本当に意識高い系ならどうするか。意識高い系に見られる欠点を付かれないようにするにはどうするか。
最低限の面接対策…奥の奥まで対応できるようにする
面接で「世界一周旅行をする」と言ったら、「なぜ行ったか」「理由の理由は?」「何を得たのか?」「実際にどう活きたのか」などが言えなければいけません。
世界一周などのすごいことをするのであれば、すごいなりの結果がなければいけません。実際にどう活きたのか。それを説明できるようにしましょう。不可能であれば、材料としては破たんします。
面接本の罠
面接本は意識高い系向けの記述が大量に含まれています。就活生が度を越して立派に見える記述ばかりです。もし意識高い系でなければ真似ないでください。
特に意識高い系の場合は、「構成」だけを覚えたら、まずは面接本を見ないで自分の言葉と実際に経験したことを書くようにしてください。実際の経験で書くことができない場合は、その程度のものかもしれません。
最終手段「嘘」
嘘で固めるのもありかも知れません。あなたが十分頭が良い場合で、証拠となるものが残らない場合は、嘘をつくのもありですが…。おすすめしません。嘘が適切にできれば円滑ですが…。
結論
結局は、身の丈を極端に超えたことを喧伝してもばれるからやめとけということです。意識高い系に誇大に見せるのは人事には悪手ということです。