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禁止は×!ゲーム・アニメ・テレビを禁止にすべきでない2つの理由!

ゲーム禁止、アニメ禁止、テレビ禁止は、結論から言えば、よくないことです。この記事を見て違和感を感じた方は是非読んで、考え方を変えるか、ぜひ反論してみてください。感じなかった人は、読んで持論を強化してください。

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ゲーム・アニメ・テレビを禁止することと成績の相関関係

ゲームと成績の相関関係

まずはこのグラフを見てください。見えない方は拡大をお願いします。

このグラフから何が分かったでしょうか。

「ゲームをしなければ成績が伸びる」

と思ったら甘い!データをきちんと読めていません!

相関関係と因果関係は違います!

勉強漬けでゲームをしていない中学受験生のことは考えていましたか?その人を除外するだけでもグラフって変わっていくもので、ゲームと成績は、直接は関係しないものです。長時間やって勉強しないから成績が下がるのであって、ゲームそのものには魔力はありません。

はじめに

あれ、何を語ってるの?ゲーマー乙wwwと思った人もいるでしょう。ただし、ゲームは何の役に立たないものでしょうか?特に成長過程にある現代社会の子供には必要なものです。

同様に、アニメやテレビも当然必要なものの一つと考えております。

その重大な理由は2つあります。1つは、娯楽の発見力も娯楽に出せるリソースも限られている子供の、数少ない娯楽であること。もう一つは、友達を作るための道具として。

ゲームやアニメ、テレビは、事実上生活の必需品状態になっているのです。

それでは、この2つの理由を掘り下げていきます。

コミュニケーションツールとしてのゲームやアニメ、テレビ

友人の条件とゲーム・アニメ・テレビ

ゲーム・アニメ・テレビを禁止にしてはならない理由の一つとして、極論で言えば「みんなやっているから」です。

まず、友達となる条件は、小学校や中学校では「気の合うこと」です。

気の合わない特殊な子供は排除されいじめの対象になるかもしれません。あってはならないと思いますが、異質なものを受け入れる寛容性を持つ小学生に出会えるとは限りません。ゲームやアニメ・テレビを禁止にすることは、友達の条件である「気の合うこと」を満たすのを難しくします。

これはどの年代でもいえることですが、ここでは小学中学年~高学年くらいを例に説明します。

小学低学年~高学年くらいの年代では、ギャング・グループやチャムグループといって、同様の趣味を持つような人たちと無意識にグループを形成して一緒に遊ぶ傾向があります。

ギャンググループは、簡単に言えばガキ大将と取り巻きという形式で、あえて言ってしまえばある種の縦社会です。そのグループの存在可能性は、仲間と同じファッションをしているのか、仲間と同じく運動ができるかなどで左右されます。ゲームもその集合の中に入ります。彼らがやっていれば。

彼らは、同一行動をとることで仲間からの承認を得る傾向にあります。そして、異質なものは除去していきます。手段としては、仲間外れや無視など。

チャムグループは、小学高学年くらいの女子がつくる、いわゆる「トイレ行くにも一緒」というイメージのグループです。何をするにもつながりたいと言う状態で、心理的な共通性をより重視するタイプのグループです。

言い換えると、同じ考え方を持ち、同じ話題で共感できるという面です。逆に、同じ話題を持てないのであれば、グループから爪弾きにされるのが通常です。

ジャニーズ大好きグループでは、ジャニーズのテレビを見ていなければ、共感できないからだめなのです。

趣味の統計

[出典]

実際の趣味の割合です。ゲームは無視できない割合でいます。スマホユーザーは拡大してください。

そして実際のプレイ時間のデータです。1時間以上をする人は過半数です。ゲームをしない人は意外と少ないようです。

小学校での会話も、一定数はアニメやゲーム、テレビの話題が出てきます。

けんた「ねえ!昨日妖怪ウォッチ見た?」

はるか「見た!ジバニャンかっこよかった!」

けんた「見た見た見た見た!ジバニャンかっこよかった!」

はるか「ね!ジバニャン、かっこいいことも言ってたし、
新しい技までゲットしてたね!『オーバーヒート』!」
(※架空の会話です。妖怪のことは何も知りません)

ゲーム・アニメ・テレビを禁止にしたら、その分だけ会話に入りにくくなります。

もしゲームやアニメ・テレビを長期間禁止にするなら、あなたの子に友達を作るのに縛りを与えていることになります。特に、それら3つのウェートが大きいグループの場合は、グループから離脱させられます。グループに依りますが、自分の子が特筆したものを持っていない限り、仲間外れやいじめが起こることも考えておいてください。

友人関係がリセットされても、異質なものを受け入れるピアグループに出会えるのは。普通は、流行の者にも適応できる人でないと友達を作るのは結構大変だと思います。特に、男子で運動ができる人を除いた人は。

もし流行りのアニメやゲームをまったく知らないとなると、十分なコミュニケーション力があれば、「教えて」などと言うことでその場を切り抜けることもできます。他の話題に変更させることも、その子供にはできると思います。ただし、たいていの子供はそんな能力は持ち合わせていないと思われます。

すべて流行に合わせるのは得策ではないし、知らないと言えば済むことですが、最低限の知識はつけさせてください。親も、今の流行をある程度勉強してください。

友達が作れないと

小学生は通常、友人とのかかわりを通して、社交性やコミュニケーション力を学びます。それを妨害してしまったら、どんなにいい大学に行っても就職は難しいでしょう。コミュニケーション力がないと就活戦線はまともに戦えません。

このページの運営者の一人も、友人のかかわりを持てずにいました。運動も極端に苦手で、その上友人になるためのツールは一切持ち合わせていませんでしたから!ゲーム禁止、アニメ禁止、テレビ禁止が事実上課せられた能力値でした(正確に言うと、共有できるものを持っていない。当時流行ったポケモンの知識さえない!禁止されているわけじゃないよ)

そして出来上がったのはコミュ障です。

娯楽装置としてのゲームやアニメ、テレビ

多くの人はゲームやアニメ、テレビを娯楽ととらえています。私も当然、ゲームやアニメ、テレビは娯楽としての側面が強いと考えています。私自身、息抜きに音ゲーをしたりします(たまに、ゲームでもイライラしてしまうことにもなりかねませんが)。

それら3つをしない人でも、ネットサーフィンなどをしていることもあります。ネットを見ていろんな記事を閲覧して、ワロタwwwと突っ込みを入れることもしばしば。

小学生の娯楽は限定されています。釣りなどは気軽にできません。読書も、特に男子は好んでくれるとは限りません。気軽にできるものを奪うことの恐ろしさを知るべしです。これを読んでいる人がパソコン、スマホ、テレビをやめてみればわかります。小学生にゲームやテレビ、アニメの禁止を課すことは、娯楽をも取り上げることです。

親の望む趣味を、子どもは持ってくれるとは限りません。

娯楽を取り上げるまでの中学受験は、正直お勧めしかねます。ストレスをどこかで解放させないと、燃え尽き症候群などの精神異常になってしまうからです。

娯楽装置とコミュニケーション

あなたは友達同士でいるとき、必ず仕事の話をしますか?必ず勉強の話をしていましたか?そうではないはずです。

娯楽装置は友人を作るための、必要性の高い補助装置でもあるのです。友達同士で勉強の話しかしないことはないでしょう。雑談での話題は、芸能人の話、アイドルの話、スポーツ選手の話、釣りの話、カフェの話など、娯楽の延長が含まれます。人によってはプログラミング、数学なども含まれたりします。

場合によってはニュースもありますが、雑談では好まれるものではありません。宗教や政治はあまり推奨できません。

会社や学校であったことを除外すると、話題は娯楽から引き出されやすいものです。

そしてそれは、子どもであっても例外ではありません。そして、同じような趣味の子供同士で出会った場合、意気投合をしていくのが基本です。

ゲーム・アニメを禁止にした場合に起こること

勉強ができるようになるとは限りません。何より、ゲームやアニメを禁止したら、コミュニケーション力の十分あるずる賢い人は、友達と外で遊ぶと言うのを名目にして、あるいは勉強すると言うのを名目に、禁止ルールを破ります。結局はゲームをやります。

逆説的には、ずる賢さを育てたかったら、コミュニケーション力があると言う条件下ではゲーム禁止もある意味手段です。ゲームをやっていることがわかったら禁止を解くなども…?

ただしそんな能力がない場合は厄介です。特に運動もできない、勉強はできていても上の下以下、という、「笑顔なんて誰でも出来るもん!何にもない!私には何にも!」という、目立った特徴がない場合、友達関係では優位に立てません。

それどころか、友達になるのに要求される「同一性・共感」の条件も十分に満たせないため友達は作れず、かといって家の中での娯楽を奪ったら、逃げるところがありません。

ゲームは単体では単なる健康や成績にダメージを与えるものに見えます。しかし単体の性能だけでは、実際の効能は未知数です。コミュニケーションの媒体としても役に立ちます。

まとめ

確かにゲームやアニメ、テレビは成績が下がると言えますが(相関関係がある、というのが正しい表現)、それを強引に禁止することは、後から来る反動や友人とのコミュニケーション不全につながりやすいリスクがあります。特に趣味がゲームになっている場合、時間のコントロールはすべきではあるものの、極端な制限(15分とか短すぎる時間)は慎むべきだし、禁止は禁忌といえましょう。娯楽が他にない場合は大変です。

よそはよそ、うちはうち(だからゲームやアニメ、テレビはダメ)という方針は有効ではありません。友人に溶け込む足がかり位は作っておかないと大変です。友人関係が同質性を求められることを認識していない親がどれほどいるのでしょうか。

ゲームの正しい制限時間

この記事を鵜呑みにし過ぎて、廃人ゲーマーを作れと言うのは無責任です。ゲームはやることそのものが原因で成績は下がらず、それに付随して勉強時間やコミュニケーションを取る時間がなくなることが原因で、子どもの能力が低下します。

ゲームと成績の相関関係

中学受験生はゲームなどあまりしません。そのデータも含まれていることに注意。

このグラフから推測するのは得策ではないですが、個人的には1時間~2時間くらいが適度ではないかと考えます。2時間くらいなら勉強時間も確保できるし、子ども側も結構遊んで満足するのでは。ただし、これは「友達とゲームで遊ぶ」時間込ですよ。

ゲーム・アニメ・テレビは禁止するのではなく、適度に距離を取って関わりましょう。成績を上げるだけが教育ではなく、友人間のコミュニケーションも教育です。阻害するのでは意味は無いです。

参考

ギャンググループなどの解説

注意

相関関係は因果関係ではありません

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2016-08-18 02:01:59投稿  カテゴリ:教育

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